日本16端紀行[15]

2019年10月7日

本州最北端「大間崎」

 10月7日。4時30分に八戸駅前の「東横イン」を出発。国道45号→国道338号で下北半島に入っていく。

 六ヶ所村の「ファミリーマート」で朝食。「幕ノ内弁当」を食べた。

 下北半島北東端の尻屋崎に到着したのは7時45分。7時オープンのゲートを通り、寒立馬を見て岬突端の灯台前でVストローム250を止めた。

 尻屋崎は東北太平洋岸最北端の岬になる。

 尻屋崎から本州最北端の大間崎へ。津軽海峡を見ながら国道279号を走る。

 Vストローム250で切る風の中にヒバの香りが漂う。風雪に強いヒバは下北の特産。この地方では建築材にふんだんに使われている。

 11時30分、北緯41度31分30秒の大間崎に到着。「本州最北端の地」碑から津軽海峡を眺める。目の前のクキド瀬戸を隔てて600メートルほど沖に浮かぶ弁天島には、白黒2色の灯台が見える。その向こうの水平線上には、くっきりと北海道の山並みが見えている。三角形の特徴のある山の姿は函館山。大間崎まで来ると、北海道は近い。対岸の汐首岬までは、わずか18キロでしかない。

 大間崎に来たからには大間のマグロだ。

 食事処「大間んぞく」に入り、大奮発して「三色マグロ丼」(3400円)を食べた。大トロ、中トロ、赤身の大間マグロに大満足!