日本16端紀行[01]

2019年9月11-12日

西日本編をスタート

 日本本土4島(北海道・本州・四国・九州)の東西南北端、合計16端をめぐろうと、東京・日本橋を出発したのは2019年の9月11日7時。2分割での16端めぐりで、まずは「西日本編」を開始する。

 相棒のVストローム250は、2017年の「70代編日本一周」以来、2年間ですでに10万キロを突破している。目指すは20万キロだ。

 日本橋から国道17号で高崎へ。高崎からは国道18号を行く。横川では「おぎのや」の「峠の釜めし」を食べ、碓氷バイパスの入山峠を越えて長野県に入った。

 上田(上田菅平IC)からは上信越道で信濃町ICへ。「日本一周」と違い、限られた日数での「日本16端めぐり」なので高速道を織り交ぜる。

 信濃町ICからは国道18号で野尻峠を越え、新潟県に入った。県境を越えたとたんに大雨に見舞われる。すさまじい雨に降られながら直江津(上越市)へ。直江津からは日本海に沿って国道8号を行く。親不知を走り抜け、境川を渡って富山県に入ったが、大雨はさらに激しさを増した。

 越中宮崎の「ドライブイン金森」で名物の「たら汁」を食べた。ひと息入れたところで、朝日ICから北陸道に入る。土砂降りの高速道を突っ走り、富山、金沢、福井と走り過ぎ、22時30分、敦賀ICに到着。第1日目は敦賀駅前の「東横イン」に泊まった。

本州本土最西端「毘沙の鼻」

 2日目の9月12日は5時前に出発。敦賀から国道27号を行く。小浜を通り、吉坂峠を越えて京都府に入り、舞鶴(舞鶴西IC)から舞鶴若狭道で福知山へ。

 福知山到着は7時。福知山からは国道9号を行く。夜久野峠を越えて兵庫県に入り、蒲生峠を越えて鳥取県に入る。10時、鳥取着。米子を通って島根県に入り、12時15分、松江着。浜田を通り、15時45分、益田着。

 益田からは日本海沿いの国道191号を行く。仏峠を越えて山口県に入り、萩、長門を通り、本州本土最西端の毘沙の鼻(下関市)へ。

 国道191号の「吉母入口」の交差点を右折し、吉母漁港を通り、19時00分、毘沙の鼻に到着。日本橋から1250キロだ。

 岬の入口には「本州最西端の地 毘沙の鼻」と書かれている。入口にはゲート。開いているのは8時30分から日没までで、残念ながら中には入れない。そこで以前もらった「本州最西端到達証明書」の写真を見てもらおう。

 ぼくが初めて本州最西端のこの地に来たのは「40代編日本一周」(1989年)のときで、今から30年以上も前のことになる。吉母漁港で何人かの人たちに「本州最西端の地」を聞いてみたのだが、よくわからなかった。そんな中で、一人の人が「ゴミ捨て場のあの岬がそうじゃろ」というので行ってみた。すると下関市のごみ処理場に隣接する岬が本州の最西端で、当時は誰も名前を知らないような「名無し岬」だった。

 それから10年後の「50代編日本一周」(1999年)でも本州最西端の岬に立った。驚いたことに国道191号の入口には「本州最西端の地」の道標が立ち、岬への道の途中には案内板が立っていた。毘沙の鼻の入口には駐車場ができ、岬の突端には展望台ができていた。毘沙の鼻の展望台からキラキラと輝く日本海を眺め、目の前に浮かぶ蓋井島を眺めるのだった。

 夜の毘沙の鼻をあとにすると、下関から国道2号の関門トンネルで門司港へ。

 本州から九州に入った。

 JR門司港駅前でVストローム250を止めると、駅前の店で門司港名物の「焼きカレー」を食べ、門司港の「ルートイン」に泊まるのだった。