伊豆七島紀行[47]

2019年4月21日

「タンテイロ巨樹の森」を歩く

 御蔵島村役場前から都道223号を行くと、「タンテイロ巨樹の森」の案内図を見る。それには次のように書かれている。

「神さんの木」までにスタジイの幹周5m以上の巨木が9本あります。さらに奥の入山禁止区域には幹周7m級が2本、8m級が2本、9m級が2本など全部で10本あります。

村役場前から都道223号を行く
「タンテイロ巨樹の森」の案内図

 何とも魅力的な「タンテイロ巨樹の森」ではないか。巨樹を見たくて、都道223号から山道に入り、「タンテイロ巨樹の森」を目指した。やがてスタジイの巨木が見えてくる。案内板にもあった「神さんの木」(幹周5・80m)まで登ったところで折り返し、都道223号に戻ったが、御蔵島の自然の豊かさを実感できる「タンテイロ巨樹の森」だ。

「タンテイロ巨樹の森」への山道
山の畑の片隅に置かれた甕
タケノコが大きくなっている
「タンテイロ巨樹の森」に入っていく
オブジェのような巨樹
次々に登場する巨樹
「神さんの木」で折り返す

 都道223号を南へと歩く。山々は照葉樹林で覆われている。一面の照葉樹林。

 プラプラ歩いていると、バイクのエンジン音が聞こえてくる。都道223号の行止り地点まで行って戻ってきたトドデスさんとチョビデスさんのセローだ。このときばかりはバイクが羨ましくなったが、「こうしてプラプラ歩くのもいいものさ!」と強がりを言うカソリだった。